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先生たちの紹介

AYAKO ISHIDA

石田 亜矢子 数学

中高生時代は吹奏楽部に所属し、大学でチアリーディングを始めました。行事が大好きで、時間割に5教科以外の教科があるだけでも楽しむことができるタイプでした。学生時代は勉強好き、というタイプではありませんでしたが、次の日が運動会でも「雨になって授業になるかもしれない」と宿題を済ませたり、受験日までカウントして1日の勉強量を逆算したりと、計画性のあるタイプではありました。

金光学園で先生になることを決めた理由を教えてください。

学校が好きだったので、先生になろうと思っていました。一番のきっかけは学生時代に、仕事が出来てみんなからの人望の厚い先輩に出会ったことです。その先輩が当時の私にはとても眩しく見えて、生徒にとって『身近にいるかっこいい大人』になりたいと思うようになりました。
公立高校出身なので私立の金光学園で働くことにはドキドキしました。ただ、学園出身でないからこそ見えた「学園のいいところ」はたくさんありました。1つは一人ひとりが主役になれる学校だということ。それぞれが得意な分野で活躍できる場があり、個性が認められ、学園生活でたくさんの経験が出来ることです。2つめは教員と生徒の距離が近いこと。『今』だけでなく『将来』どんな大人になれるのかを考え、成長を見守っている先生が多いからこそ、手厚いフォローがあるのだと思います。転勤もないので、卒業生もいつでも顔見知りの教員に会え、帰ってきやすい環境であると思います。今では私にとって自分の母校と同じくらい、もしくはそれ以上に大好きな学校です。

「人を大切に自分を大切に物を大切に」を生徒に伝える場合、
どのような言葉や表現で伝えますか。

生徒との関わりの中で、ご自身が学んだことや印象に残っている出来事はありますか。

教員1年目、放課後の勉強会でうまく教えることが出来ず、落ち込んでいたことがあったのですが、次の日出勤すると、私の机の上に手紙とお菓子が置いてありました。『先生の教え方わかりやすかったよ』という生徒からの励ましの手紙でした。私の表情を読み取り、元気づけようと、朝早くから登校してくれて、その気遣いと優しさにとても感激しました。そんな彼女は現在お医者さんとして活躍しています。中学生の何気ない行動だったのかもしれませんが、すごく勇気づけられました。
最近ではSNSが普及し、言葉にすることが苦手で、ぶっきらぼうに見える生徒が多いように感じられますが、表に出すことが苦手なだけで、他人に寄り添い、真剣に心配したり、励ましたりしてくれる、心の優しい生徒がたくさんいるんだということに改めて気が付くことができました。

今後生徒たちにどのようなことを伝えていきたいですか。

金光学園は、1人1人が主役になれる学校です。勉強を頑張る子・行事を頑張る子・部活動を頑張る子・課外活動を頑張る子など、様々な場所で活躍できる場があります。限りある時間を存分に使い、自分が活躍できる場でしっかりと輝いてほしいと思います。3年ないしは6年を過ごす中で、学園生活を振り返った時に、自信をもって頑張ったといえること1つを見つけてほしいです。いろんな経験をすることで新たな発見があり、夢を見つけられたり、自分の可能性を大きくすることができると思います。それぞれの学園生活で、『自分が主役』になれるストーリーを作ってほしいです。生徒たちが頑張ろうとする思いを、教員もみんなの応援団となって惜しみなくサポートしてあげたいと思っています。