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先生たちの紹介

TSUCHIYA KANAKO

土谷 香奈子 国語

高校時代はコーラス部に所属し、毎日楽しく学校に通っていました。大学進学後、複数校で経験を積み、現在に至ります。

金光学園で先生になることを決めた理由を教えてください。

生徒と教師の距離が近く、職員室に気軽に生徒が入ってきて質問できるのは他校ではなかなかないと思います。また、行事も生徒主体で動くものが多く、文化祭の展示や演技も生徒がアイディアを出して作り上げ、自由にチャレンジができる環境だと思います。高校卒業後に訪ねてくる生徒がとても多く、高校時代が楽しかったと口を揃えて言うのも学園の特徴です。

「人を大切に自分を大切に物を大切に」を生徒に伝える場合、
どのような言葉や表現で伝えますか。

まずは自分の行動に責任を持つように言っています。自分がされて嫌なことを人にはしない、人が嫌がる作業はすすんですることも伝えてます。そして何より、してはいけないことをした時には正直に話してほしい、と伝えています。誰でも失敗や間違うことはあります。
それを正直に認められることが自分を大切にすることではないかと考えています。自分自身をきちんと認めて大切にできてはじめて、周りの人やものも大切にしていくことができると思ってます。

生徒との関わりの中で、ご自身が学んだことや印象に残っている出来事はありますか。

文化祭では私自身、何が正解かわからない中、生徒と一緒に試行錯誤しながら毎回作り上げています。グランプリや賞に入った時はもちろん嬉しいですが、何の賞にも入らなった時が一番印象に残っています。クラス全員で参加し、もてる力を全部ぶつけても賞がとれなかった時は、文化祭後にみんなで泣いてしまいましたが、頑張っても報われないことがあることを知る良い機会になりました。そして結果が全てではないことや、クラス全員でやりきったことの大切さを痛感することができ、クラスが1つになることができました。また、普段前に出るのが苦手な生徒も文化祭のキャストとして見事に演じ切る姿を見て、生徒には無限の可能性があることを再認識させられることが度々あります。

今後生徒たちにどのようなことを伝えていきたいですか。

自分で考えて、自分の足で生きていける力を身につけてほしいです。すぐに正解を求めるのではなく、自分で悩みながら物事を決めていき、自分の行動に責任をもてるようになってほしいです。勉強や行事でいろんなことにチャレンジしていく中で、自分の可能性を探し、それまでの自分自身のイメージや殻をぜひ破ってほしいです。チャレンジしてたとえ失敗しても、それを糧にできるように。人とのつながりも大切にしてほしいです。自分と考え方の違う人もたくさんいますが、そういう人のことも認めていけるだけの豊かな心を持った人に育ってほしいと思っています。